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生活習慣病予防のための身体運動法
独立行政法人 国立健康・栄養研究所 健康増進研究部 田畑 泉

 身体活動の低下は、多くの生活習慣病の危険因子であり、身体活動量の増加により生活習慣病が予防されることが知られている。身体運動・トレーニングは運動強度、運動時間、運動頻度、運動期間で記述される。この中で運動強度を除けば、その他は簡単に処方することができるが、運動強度だけは、生理学的に個人別に処方しなければならないので、ある程度の知識が要求される。

 一般的には、血圧の低下や血管の内皮機能の向上には“楽である”程度の強度(最大酸素摂取量の50%の強度で“にこにこペース”の運動として知られている)が良いということが知られている。これより高い強度では、このような機能に対する運動の効果は低い。

 一方、糖尿病の予防にはやや高い強度(最大酸素摂取量の60%〜70%程度、主観的には“ややきつい”から“きつい”と感じる強度)が効果的である。これは、糖代謝能を向上させる骨格筋の情報伝達系が運動強度依存性であるからである。

 このように、薬剤と同様に、対応する生活習慣病ごとに運動強度が異なることが最近の研究で明らかになっており、それを知った上での運動指導が期待されている。

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