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10. スポーツの秋には腹筋強化も
福田千晶(セルフメディケーション推進協議会理事)
 スポーツの秋が到来。健康のため、メタボ改善のために運動を始めるにも適した季節になりました。そこで、全身運動とともに、腹筋の維持や強化も心掛けたいものです。

 体の後方には脊椎(背骨)があり、上部には肋骨があり、下部の後方から側面には骨盤があります。ところが腹部の前面に骨はなく、筋肉で支持されているだけ。つまりこの腹筋の役割は、とても大きいのです。
  • 骨や背部・腰部の筋肉に協力して上半身の重さや動き支える
  • 腰部の負担を減らして腰痛を予防する
  • 姿勢を正しく若々しく維持して、気持ちを前向きにする
  • 外側からのマッサージ効果で胃腸の働きを助ける
  • 呼吸機能に関る
  • スポーツのレベルの向上につながる
など、いろいろな働きがあります。

 特に、腰痛予防に対して腹筋の作用は大きく「腰痛体操」には、必ず腹筋運動が含まれています。上半身の重さや動きは、一般には腰部と腹部では7対3の程度の割合で負担しています。しかし、腹筋が弱くなると腰部の負担は増えて8対2になります。

 すると、腰部の筋肉は大きな仕事量がかかり、耐え切れずに筋肉の周囲を覆う膜に亀裂が入って筋膜症となり、腰痛を引き起こします。腰痛の80%以上は筋膜症によるもので、このように起きて激痛を発します。

 腰痛を防ぎ、健康的な若々しい体を作るために最も効果的なのが腹筋運動と言えます。腹筋を鍛える方法はいろいろありますが、生活の中で簡単に安全に出来る方法として「イス腹筋」があります。
  1. 椅子に座って背すじを伸ばし、お腹に力を入れて右ひざを少し挙げて10秒間キープします。
  2. これで、やや辛く感じた人は、次は同様に左ひざを挙げて10秒間キープします。右ひざが楽々と挙がった人は、今度は両ひざを揃えて挙げて10秒間キープ。
  3. 左右交互に、または両ひざを挙げる10秒間を最初は8回程度から始めます。
  4. 慣れれば1回を30秒間ほどに延ばしたり、回数を増やします。
 この運動は、家でテレビを見ている間、パソコンの作業中、職場で眠くなる会議中などいつでもどこでも行えます

 こんな簡単なことですが、腹筋は意識することで効率よく働くようになります。腰痛対策、スポーツのレベルの向上、気持ちが引き締まるなど、メリットはいっぱいあります。

 しかも嬉しいことに、2〜3週続けるとウエストサイズが細くなる人は多いようです。その上「姿勢がよくなったわね」とか「痩せたでしょ!?」と言われたり・・・輝くあなたに変身して、仕事でも勉強でも恋愛でも、夢がかなうステキな秋にしたいですね。
2008年09月 掲載