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19. 健康運動にもサングラスを
福田千晶(セルフメディケーション推進協議会理事)
 昨日、ある女性向け健康雑誌の取材を受けました。その雑誌の読者アンケートでは、健康問題として常に上位3位にあるのが「目の疲れ、肩こり、足のだるさやむくみ」とか!? 運動は健康のために大切な習慣であることは皆さまもご存知でしょう。そこで今回は、運動をするときの注意点をひとつ・・・。
紫外線による健康への影響
 目の疲れを起こすのはパソコンやテレビだけではありません。特にこの季節は、紫外線も眼精疲労の原因になります。紫外線は眼の疲れを引き起こすだけではなく、長年にわたり紫外線を浴びていると白内障の原因になるといわれています。

 白内障とは、眼のレンズが白く濁ったり曇ったりして見えにくくなる眼の病気です。すりガラスを通してものを見ているような不快感があり、手術が必要な場合もあります。

 また、眼から多量の紫外線が入ると、肌は「紫外線に対処しよう」と、シミを作ります。肌のシミはメラニン色素ですが、これは肌の中で日傘をさしている状態ともいえます。肌のさらに深部に紫外線のダメージが届かないように、天然の予防策として肌にシミを増やすのです。でも、肌のシミは美肌の大敵。つまり、美肌のためにも眼から入る紫外線を遮断する必要があるのです。

 最近では、紫外線による皮膚へのダメージを軽減するため、健康のために運動する人々の間でも日焼け止めクリームなどには注目が集まっています。でも、眼に対する紫外線の害はまだまだ無関心の人も多いようです。屋外での運動時には、帽子とともにサングラスを着用しましょう。紫外線カット機能がある眼鏡やコンタクトレンズでもOKです。

 サングラスの色は濃い方が紫外線遮断効果は強そうですが・・・そうではありません。色の濃いサングラスをかけると。眼は暗くなるため瞳孔を開きます。すると、眼から入る紫外線はかえって増えてしまいます。「UVカット」と書かれたサングラスなら、グラスの色は薄くてOKなのです。グラスは大きい方が紫外線をきちんと遮断してくれるし、眼の周囲の日焼けも予防できるから肌のダメージの予防にもなりお勧めです。

 「暑くて運動はおっくう」とか「ギラギラの日差しが辛そう」と、運動を敬遠しがちな夏ですが、健康のための運動は続けることが大切。帽子にサングラスをプラスすると眼元は涼しく、気持ちよく屋外に飛び出せます。タップリと水分を飲んで歩いたり、走ったり・・・。今年の夏は、ファッショナブルなサングラスを愛用して、健康的に気持ちの良い汗をかきたいですね。

 私も先月おしゃれなサングラスを買いました。売り場の女性に「サングラスがすごくお似合いですね。セレブっぽくてステキです」と誉められて(?)、すぐに購入。でも、帰り道でふと気づきました。「サングラスが似合うって・・・眼を隠した方が良いってこと???

 サングラスをはずしたら、絶対にセレブには見えないってこと???」。誉め言葉には、裏面もあるんですねぇ。

2009年06月 掲載