セルフメディケーション・オピニオン

「私から見たセルフメディケーション」
20年目を迎えた "SMACの推移"

安田俊道

安田 俊道

NPO法人・SMAC副会長 理事 薬剤師
元・全薬工業(株)取締役

セルフメディケーション推進に関する基本的な考え方

 「自分の健康は自分で守る!」は → セルフメディケーションの基本中の基本であり、自ら食事療法や運動療法の知識を身に付けて「健康寿命」の延伸と維持に努める。
 即ち健康に関しては、常に「医療及び薬学情報などを」得ながら体調維持をはかり、医療に携わっている専門家(医師・薬剤師・看護師・栄養士など)と相談し、SMACの役員の一員として快適な暮らしをしたいと思っています。

 私は、本年「86歳」になり男子平均年齢(81歳)から5年も長生きして、おかげ様で元気印の日々の生活が出来る事に心から感謝あるのみです。
 平成14年67歳で、退任した前会社(全薬工業)でのセルフメディケーション推進活動との接点と、現在セルフメディケーション推進協議会(SMAC)理事の一人であり薬剤師ですが、SMAC20年目を迎えるに当たり、SMACの発足当時(2002年・平成14年)の頃から現在までをご紹介しながら、時代の推移を述べてみます。

全薬工業(株)時代のセルフメディケーションとのかかわり
  • 全薬工業(株)の創立は、昭和25年7月 初代社長・橋本弘氏は、富山薬専卒・薬剤師創業者であり仕事本位の優秀な人で、全てを任せる事から会社には活気がありました。会社設立前は当時の山之内製薬に入り、社長の山之内健二氏の企業精神で鍛えられて独立した経緯があります。
  • 私は、昭和32年4月入社で当時は大衆薬のみです。薬剤師である事から私は格別の教育を受けて、製品開発の委員等と共に営業全体の責任を負う役柄で、45年間(取締り役員も含め)勤務いたし平成14年4月退任しました。
  • 営業の方針として、当時から医薬分業の行方を見て「薬局は特徴ある経営・消費者との連携」から、セルフメディケーション活動に力を入れて「大衆運動の講演活動等」を展開させました。<愛育研究会・若さを保つ研究会・皮膚病薬研究会など>
  • 昭和から平成になった10年余は、有楽町・芸術座での芝居招待(俳優・十朱幸代の新春劇や森光子・放浪記など)では、挨拶の中で「健康寿命」の話などして、出席者の関心を示しました。
  • 最近では、「新型コロナウイルス感染」で尊い命を失った “岡江久美子(俳優)さん” は、会社の広告活動(45年間)で「風邪薬・じきに治るジキニン」からセルフメディケーション活動をしてくれて感謝しております。本当に惜しい人を亡くしました。
    此処に心からご冥福を祈念して止みません。(合 掌)

ジキニン広告
<全薬工業(株)・風邪薬のテレビ広告より>✻

俳優 故・岡江久美子 享年63歳

<2020年4月23日 朝5時20分>・新型コロナウイルス感染による肺炎のため逝去されました。

*掲載について関係者の了承を得ています


NPO法人セルフメディケーション推進協議会の発足から〜

「20年目を迎えて!」
 平成14年3月・私が会社を退くに当たり、お世話になった「日本チェーンドラッグストア協会 事務総長 故・宗像守氏に挨拶をした処〜、本当に会社を辞めるのですね! それでは〜 と、言いながら「近々、セルフメディケーションを推進する協議会」を設立しますので、安田さんも委員の一人として加わって下さい。
 ご返事を頂ければ、5月28日の設立会(品川・プリンスホテル)に来て下さい。
 将来は薬剤師のライセンスを活かして事務局の一員でお願いしたい。 事務局・場所は 「新横浜駅前通り」であり、週・1回又は月2〜3回来て下さい。
 ホテルでの「セルフメディケーション推進協議会・発足時」には、委員の一人としてのご紹介を頂いてスタートしました。
 そして、事務局・仕事を手伝いながら数年が経過し、NPO法人組織になり事務局場所も東京・新橋に移り、会長も初代(山崎幹夫氏2年)から2代目・池田義雄氏(14年)、そして3代目は現在の村田正弘氏(3年継続中)で今日に至っております。


NPO法人セルフメディケーション推進協議会20年の推移

・平成14年 5月28日 品川プリンスホテルで設立
 <発起人 山崎幹夫・池田義雄・上原 明・松本南海男の4氏>
・発起人4氏と事務総長・宗像守氏の5名が運営会員  理事15人
・初代会長・山崎幹夫氏(平成14年〜16年6月)
・15年6月 NPO法人 神奈川県で認証
・二代会長 池田義雄氏 (平成16年6月〜29年6月)
・18年3月 事務局を横浜から東京(新橋)へ移管
・24年5月 「認定・国税庁告示13号」〜29年3月(返上)
・三代会長 村田正弘氏 (平成29年6月〜現在)

主な活動

〇学術啓発活動推移 平成15年・第1回開催(新横浜プリンスH)、その後毎年学会・フォーラム・セミナー等を開催し継続中
〇東日本大震災 現地でのボランテア活動
・「SMAC健康支援隊活動」による被災者への健康支援(東京・江東区東雲)
〇地域イベントへの参加「東京・港区民まつり・薬と健康相談会」など
〇小中学生等に「薬の正しい使い方」の出前講義など


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2021年03月 更新