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地域の薬局を拠点に健康指導 50ヵ所で開始
2010年05月27日
 地域の身近な薬局を拠点に地域住民の健康づくりを支援しようという取り組みが本格的に始められた。

 筑波大学発ベンチャーのつくばウエルネスリサーチ(茨城県つくば市)と医療経営研究所(東京都中央区)は、薬局を拠点とした健康支援事業「ウェルファクラブ」を本格的に始めている。

 つくばウエルネスリサーチが開発した「e-wellnessシステム」を利用し、薬局を拠点に薬剤師らがメタボや生活習慣病の予防に向けた運動や食事指導をするというもの。

 e-wellnessシステムは、インターネットや通信機能の付いた歩数計や体重体脂肪計などを活用し、数万人規模を対象に運動・食事指導と日常生活のアドバイスを提供するというサービス。すでに20以上の自治体、健保組合、企業健保などに中高齢者対象のプログラムを提供しているという。

 事業は2008年より文部科学省が所管する「知的クラスター創成事業」に採択され、仙台市、東北大学との産学官連携の取り組みとして始められた。2009年には仙台圏の14薬局、地域住民150名の参加を得て、8ヵ月間の実証研究を行った。今年はこれを拡大し東京、宮城、岩手、新潟、福島の5都県50ヵ所で開始する。

 参加者は歩数計を携帯し毎日の歩数をカウント、自宅では体重体脂肪計で計測、得られたデータを記録した歩数計を薬局店頭に持参し、それをもとに薬剤師が健康増進アドバイスを行う。テレビ電話などの情報通信技術(ICT)の活用も計画している。

 つくばウエルネスリサーチでは「地域の身近な薬局を拠点にし、日常生活をモニタリングしながら、薬剤師が健康づくりを目に見えるかたちでアドバイスすることで、参加者のやる気を引きだせる」と述べている。

つくばウエルネスリサーチ
ウェルファクラブ〜筑波大学の研究成果に基づいた個別運動・栄養プログラム〜
先進予防型健康社会仙台クラスター

(TERA)

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