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1. 小・中・高校におけるセルフメディケーション教育の推進プロジェクト

加藤 哲太(東京薬科大学教授)
概要
1. 小・中・高校におけるセルフメディケーション教育の必要性

 セルフメディケーションの実現には、自分の健康チェックや生活改善などと共に、生活者が健康や病気に関する正しい知識を持ち、薬およびサプリメントの基礎知識と適切な使い方を身につけていることが必要不可欠であると考えられる。その基盤づくりとなる教育は、身体や健康について興味を示す小学生から始め、中学生、高校生を対象に、そのレベルにあわせて繰り返し教えることが必要であると考えた。

2. セルフメディケーション教育の現状

 小・中学校の学習指導要領では、健康な生活と疾病の予防について理解することを主としており、「医薬品の正しい使用法」は高校ではじめて取り上げられている。平成17年には中央教育審議会から、初等中等教育における「病気の症状および医薬品の正しい使い方に関する教育」の必要性が提言された。

3. 本プロジェクトの活動

 活動目標として、(1) 情報の収集、(2) 情報の発信、(3) 教育の実施を掲げた。

[本年度の活動]
(1) 情報の収集:学校薬剤師会を中心に全国から教材などの活動資料を収集した。
(2) 情報の発信:講演会、学会などでの講演、発表教材等の作成
・「くすりの正しい使い方 初級用・中級用・上級用&薬物乱用防止テキスト」江戸清人監修
・「クスクス先生」江戸清人他
・「薬の正しい使い方」(CD〔パワーポイント〕45分用、90分用)山崎幹夫、加藤哲太
(3) 教育の実施: 教育の目標:教育の実施にあたり、一般目標(GIO)を、「ヒトの健康や病気について学び、薬およびサプリメントの正しい使い方などについて理解することにより、セルフメディケーションのための適切な行動をとることができる。」とし、5項目の行動目標(SBOs)を決定した。
授業の実施
○「薬の正しい使い方」講義
(1) 斉藤百枝美・江戸清人:独自に作成した小学校低学年用、高学年用、中学校用テキストを使用。
(2) 加藤哲太:教材に「薬の正しい使い方」CD〔パワーポイント〕を用いた小学校中高学年に対する教員と薬剤師による授業(トライアングル授業)
○その他、禁煙、薬物乱用防止、アンチドーピングに関する授業の実施

4. 今後の活動予定

(1) 情報の収集:教育情報資料の収集を継続すると共にネットを通じて紹介し、セルフメディケーション教育資料集積場所を目指す。
(2) 情報の発信:・教材作成 ・ネットによる教育の啓発活動
(3) 教育の実施:SMACネットによる教材貸し出し等の事業の展開。

セルフメディケーション推進協議会会報 No.9、2006年6月
2008年08月更新
小・中・高校におけるセルフメディケーション教育の推進
 セルフメディケーションの実現には、その基盤づくりとなる小学生時代からセルフメディケーションの必要性、また、中高校生の対象教育もレベルを合わせた繰り返し教育の重要性について、加藤哲太(東京薬科大学教授)が事例をあげて、次の事項について解説し、報告した。

?. 情報の収集活動:学校薬剤師会を中心にCD、パンフレット、などの教材の収集

?. 情報の発信:講演会、学会等における発表、教材の作成(クスクス先生)等

?. 教育の実施:「薬の正しい使い方」の授業の実践内容
・実施例1(斉藤百枝美・江戸清人:福島県内の小・中・高校生に対する「薬の正しい使い方」授業の進展と評価
・実施例2(加藤哲太:教員と学校薬剤師による授業(トライアングル授業の紹介) 教材:動画にパネルを加えた教材)

今後の活動予定:情報の収集・発信・実施についての教材の作成、SMACネットの活用、教材の貸し出し等の活動を図る。
この記事は、2006年10月21日〜22日に旧共立薬科大学(東京都港区)で開催された第4回日本セルフメディケーション学会での報告をまとめたものです。
2008年08月更新

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