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4. セルフメディケーションにおけるサプリメントの適正使用プロジェクト

堀 美智子((株)エス・アイ・シー医薬情報部門責任者)
福生 吉裕((財)博慈会 老人病研究所 所長)
概要
 生活習慣病等に対する一次予防や健康志向の高まり、規制緩和、市場開放政策ともあいまって、サプリメントの市場が活発化している。サプリメントは本来、栄養補助食品として、不足した栄養素を補う目的で使用されるものであるが、最近では疾病のリスクを軽減する目的で使用されることも多い。
 しかし、サプリメントは、あくまで食品であることから、その販売にあたって効能効果をうたうことは薬事法違反となる。サプリメントの表示、広告に関しては、複数の法律が関係し、それぞれが、食品として表示を禁止する内容、逆に表示すべき内容が規定されている。
 このような様々な規制は、サプリメントの活用に関して過大な期待を避け、安全に使用できるようにするものであるが、実際の使用に関して、どのように使用すべきか、それらの情報が公開されておらず、実際の活用目的との間に乖離があり、セルフメディケーションにおけるサプリメントの活用をしにくくしている側面がある。
 そこで、今回セルフメディケーションにおいて、サプリメントが適正に活用できるようにするために、サプリメントの情報に関して下記の3点からまとめた。
  1. 疾病治療ガイドライン中に効果が期待できるとして記載されていたサプリメント
     診療ガイドラインに取り上げられているサプリメントはまだ多くはないが、糖尿病や認知症では、食物繊維、イチョウ葉エキスに関する記載がみられ、評価のランクもグレードA(行うことが強く勧められる)に次ぐグレードB(行うことが勧められる)となっていて、治療の一環としてサプリメントを取り入れていこうとする傾向がうかがわれる。

  2. 特定保健用食品
     特定保健用食品は、特定の保健用途が認められた食品で、個別に審査許可されたものである。それらについて、用途別にその期待される作用と医療用医薬品との相互作用をまとめた。

  3. サプリメントの情報源
     残念なことに、サプリメントに関しての客観的な情報となると、情報は極端に少なくなる。サプリメント関連サイトで公的機関、NPO法人、大学などの教育機関、医療機関・医療関係者などが運営しているサイトで、有用と思われるものをまとめた。
セルフメディケーション推進協議会会報 No.13-14 合併号、2007年9月
2008年08月更新

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